作品のネームタグに使っている ANAM CARAについてお話ししますね。
そもそもアナム・カラとは?
ケルト文化(現アイルランド、スコットランド、ウエールズ)の中で使われていたゲール語です。「アナム」は魂、「カラ」は友人という意味。ケルト世界では「アナム・カラ」は魂の友をあらわしています。また、ケルト人の理解において至高の概念でもあったとの事です。
ケルトの美しくシンプルで純粋な世界観、「アナム・カラ」の意味と音の響き…。
いつか「アナム・カラ」を使いたいと思い続けていました。
工房を立ち上げた時から使っていた「染め創作工房 あかねや」も愛おしく、変えるタイミングが暫くつかめずにいたのですが…。
2013年、作品の様子がそれまでと何となく変わってきて「ANAM CARA」のネームタグが
お洋服に付いたイメージがとても自然に感じられたのです。
そして、「ANAM CARA」が生まれる事になりました。
仕事を通してたくさんの作家さんやお客様との出会いは、生涯時を分かち合いたい友人との
出会いにもなりました。そして、私にとって今の仕事そのものが魂の友です。
ジョン・オドノヒュー著 「アナム・カラ ケルトの知恵」よろしければ目を通してみて下さい。
目の前を注視するよりも景色全体を眺めると逆に見えてくるものがあるということ、ありますよね。
少し肩のチカラが抜けるかもしれませんよ。
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